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【歯を失ったらどうする?】インプラントのメリット・デメリットを岡崎市の歯科医が解説 #12

【歯を失ったらどうする?】インプラントのメリット・デメリットを岡崎市の歯科医が解説


こんにちは。三浦歯科・院長の三浦です。
今回は「歯を失ったときの治療法」としてよく検討されるインプラントについて、メリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。



■ なぜ歯を失ったとき、インプラントが第一選択となるのか?


インプラント治療は、「失った歯を人工歯根で補う治療法」で、次のような大きなメリットがあります。

  • 周りの歯に負担をかけない

  • 健康な歯を削る必要がない

  • しっかり噛めるようになる

特に注目すべきは「他の歯への負担が少ないこと」。
ブリッジや入れ歯は、隣の歯に支えを求めるため、結果的にその歯を弱らせてしまうことがあります。
インプラントは自立した構造なので、周囲の歯を守りながら機能を回復できるのが最大の魅力です。





■ インプラント治療のデメリットは?


もちろん、インプラントにも注意点があります。

  • 治療期間が長い(半年〜1年ほど)

  • 外科処置(手術)が必要


骨の量が少ない場合は追加の処置が必要になり、治療期間が長引くこともあります。
また、インプラント手術は外科的処置を伴うため、全身の健康状態も重要です。


※インプラント治療の適応条件についてはこちらの記事も参考にしてください。




■ ブリッジ治療のメリット・デメリット


【メリット】

  • 治療期間が短い

  • 手術不要

  • 噛む力の回復が比較的良好

【デメリット】

  • 健康な歯を大きく削る必要がある

  • 汚れが溜まりやすく、虫歯リスクが上がる

  • 支えとなる歯への負担が大きい

実際、約8年の観察で18%に虫歯が発生したという報告もあります(Goodacre, 2003)。
虫歯リスクが高い方にはあまりおすすめできません。



■ 部分入れ歯(部分床義歯)のメリット・デメリット


【メリット】

  • 比較的短期間で治療可能

  • 外科的な処置が不要


【デメリット】

  • 汚れが溜まりやすい構造

  • 噛む力が弱く、安定感に欠ける

  • バネをかける歯への負担が大きい

  • 着脱の手間がある

  • 顎の骨が徐々に痩せて合わなくなる可能性


入れ歯は便利な選択肢のように見えても、長期的には周囲の歯や骨に負担がかかりやすいという点に注意が必要です。
実際に入れ歯を支える歯の虫歯リスクが2倍という研究報告もあります(Kratochvil, 1982)。





■ インプラント治療は高い?費用と価値について

インプラントは「高額治療」というイメージが強いかもしれません。
ですが、あえて費用を“デメリット”に入れていない理由があります。

確かに、保険のブリッジや入れ歯は費用が安く済みます。
しかし保険診療では使用できる材料や工程が限られており、治療の精度や耐久性に差が出ることがあります。


たとえば:

  • 被せ物の段差が虫歯の原因に

  • 入れ歯のバネが他の歯にダメージを与える


結果的に他の歯を失うリスクが高まることもあるのです。

一方で、インプラントは「他の歯に負担をかけない投資」と考えることができます。




■ 歯1本の価値とは?100万円以上の価値がある理由


「インプラント1本〇〇万円」と聞くと驚くかもしれません。
でも、もし“歯が生える薬”ができたら、いくら払いますか?


現在開発中の歯が生える薬は、1本あたり150万円程度とされています(読売新聞オンラインより)。
これは、歯の価値がいかに高いかを物語っていると思います。


歯は単なる「食べるための道具」ではなく、「健康・見た目・生活の質」に直結する大切なパーツです。
インプラントは、その価値を守るための選択肢の一つと、ぜひご理解ください。




文責:歯科医師・歯学博士 三浦基

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