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セラミックオーバーレイの治療方法を発表してきました!#28

セラミックオーバーレイの治療方法を発表してきました!

こんにちは。

昨日、歯科関係者向けの勉強会で「セラミックオーバーレイ」という治療方法について発表してきました。今回は、患者様にもわかりやすくその内容をご紹介します。




セラミックオーバーレイってどんな治療?

セラミックオーバーレイとは、歯をできるだけ削らずに、必要な部分だけセラミックで補う治療方法です。
最近の接着技術の進歩により、以前よりも強く・しっかりと歯に接着できるようになったため、歯の健康な部分を多く残すことが可能になりました。

こんな方に向いています

 

  • 以前の治療で歯が弱くなっている
  • 酸によって歯が溶けてしまった(酸蝕症)
  • 歯にひびが入り、割れるリスクがある

 

このような場合に、従来のクラウン(被せ物)ではなく、「必要な部分だけをカバーする」セラミックオーバーレイが有効な選択肢になります。

 

なぜ歯をたくさん削らない方がいいの?

従来のクラウン治療では、歯の70%ほどを削る必要がありました。
一方、セラミックオーバーレイなら30%程度の削除で済むため、歯にかかる負担が大きく減ります。

歯は一度削ると元に戻りません。削れば削るほど弱くなり、神経に近づくほど、痛みやトラブルのリスクも高まります
そのため、「できるだけ削らない」治療は、歯の寿命を延ばすうえでも非常に大切です。

 



セラミックオーバーレイのポイントは「適応と設計」

今回の発表では、

  • どんな歯に向いているか(適応)
  • どんな形で削るべきか(形成デザイン)

を中心にお話ししました。

たとえば、以前に金属の詰め物(インレー)を入れた歯にひびが入っていたり、噛む面の重要な部分(辺縁隆線)が失われている場合、同じ形でセラミックに置き換えるだけでは破折リスクが残ってしまうことがあります。

そんなときは、歯の上からしっかり覆うような「オーバーレイ」の方が適しています。


これからの歯科治療は「歯を守る」がキーワード


セラミックなどの審美的な治療は年々進化しており、「見た目がきれい」だけでなく「歯を長持ちさせる」ことにも重点が置かれるようになってきました。


今後も新しい技術や材料をしっかりと学び、患者様にとってベストな治療をご提案できるよう努めてまいります。


ご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡くださいね。




【症例:左下5インレーからセラミックオーバーレイへの置換】


左下5メタルインレー除去後、残存歯質量やクラック(亀裂)からセラミックオーバーレイへの置換となりました


【左下5近心にカリエスとクラックを認めます】




【接着の際は『ラバーダム防湿』というゴムのマスクをつけ、唾液の汚染を避けます】




 


費用:1本9-10万円
回数・期間:2回・2週間
メリット:歯質の温存、見た目の改善
デメリット:セラミックスの破折

愛知県岡崎市・安城市で審美治療を希望されるなら三浦歯科へ
三浦歯科では名古屋のgreKen dental lab.と提携し、高品質のセラミックス治療を提供しております
またインプラント治療、各種矯正治療、精密検査、予防歯科も対応しています
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