インプラント治療の手順を6ステップで理解する!【岡崎の歯医者、三浦歯科】|岡崎市の歯医者|三浦歯科

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インプラント治療の手順を6ステップで理解する!【岡崎の歯医者、三浦歯科】

今回はインプラント治療の手順を分かりやすく解説いたします。

 
 

一般的なインプラント治療の流れは下記のようになります

 

  • 問診
  • 精密検査
  • 説明
  • インプラント手術
  • 型取り(印象)
  • メンテナンス

 

◾️インプラント治療を受ける前に外せない『問診』

 

インプラントは『歯を失った / 失う予定』の場合にする治療ですが、歯を失うには原因があります。どのような経緯で失ったか分析することや、その原因を排除することで、さらに歯を失わないようにする必要があります。

 

 また歯を喪失する2大原因は、むし歯と歯周病と言われており、病気になりやすいようなリスク分析をした上で、リスクを下げるように配慮することも大切です。

 

 現在の身体状態も把握し、場合によってはインプラント治療が適応とならないこともあります。(インプラント治療の適応・非適応に関しての記事はコチラから→)
 
 
 

◾️インプラント治療に必須な『精密検査』

 

 インプラント治療を受ける上で、いきなりインプラントを埋入(入れる)のでは無く、まず精密検査をして治療計画を立てることが重要となります。

 

 以下はインプラント治療を受ける際に、三浦歯科で実施されている精密検査の内容です

 

・口腔内写真、顔貌写真

・パノラマX線写真

・デンタルX線写真

・唾液検査、食生活アンケート

・模型分析

・CTシミュレーション

 

どの検査が欠けてもインプラント治療の質が落ちます

 

特に歯を失った部位だけを診るだけでなく、口腔内全体を診て治療計画を立てる必要があります。

 

◾️インプラント治療する前に十分な『説明』をされていますか?

インプラント治療をする際には、メリット・デメリットや他の治療方法との違いをしっかりと理解し、納得した上で治療をする必要があります。ブリッジや部分床義歯との比較に関しては前の記事をご参照ください(インプラント治療のメリット・デメリットに関してはコチラ→

 

 インプラント治療だけではなく、あらゆる治療は100%成功するという保証はありません。特にインプラントが適切に骨とオッセオインテグレーション(語句の説明はコチラ→)しない割合があり、0-6%で早期脱落を生じるとも言われています(C Tomasi,2022、インプラントレベル、2%以下の報告が多いです)

 

 また、インプラントは人工物であり、永久的に維持されるものではなく、いろいろな問題を引き起こす可能性もあります。それを回避するために、定期的なメンテナンスが必須となります。(メンテナンス、合併症に関してはコチラ→

 

◾️いよいよメインとなるインプラントの『手術』

 インプラントの手術には、インプラントを埋入する1次手術と、インプラントにアバットメントなどのパーツをつける2次手術に主に分けられます。骨の状態によっては、1次手術と2次手術を同時にすることもあります。

 

 また、インプラントを埋入する部位の骨が足りない場合には骨移植を、粘膜などのボリュームが足りない場合には軟組織移植を実施する必要も生じます。

 

 ある程度、必要な処置は事前の検査で予測できます。しかしながらCTのシミュレーションが実際の骨の形態を把握している訳ではなく、必要に応じてシミュレーションと異なり骨が無い場合は対応できる準備が必要となります。

 

 インプラント手術時の痛みを除去する方法に関しては、前記事に解説していますのでご参照ください(→インプラント治療での痛みを取る方法はコチラから→




◾️患者様に合わせた上部構造を作るための『型取り(印象)』

 インプラントと骨との安定性が得られたら、インプラントの印象を行います。インプラントの印象では、歯列の中でインプラントがどの位置にあるのかを記録するために行います。

 

 型取りをした資料は、被せ物の作り手の歯科技工士さんに共有され、まずインプラントの仮歯が製作されます。仮歯では、磨きやすい形態か、見た目、発音が問題ないかなど、使用時の機能面を確かめた後に、最終的な被せ物へと移行します。

 

 

◾️インプラントが終了した後に始まる『メインテナンス』

 

 歯科衛生士さんに口腔内の清掃状態を確認してもらい、適切なプラークコントロールができ、将来的な問題が起きづらいと判断される場合にはメンテナンスをしていきます。

 

 インプラント治療をして終わりではなく、入れてからスタートであると説明しています。インプラントを長く持たせる為にメンテナンスは欠かせません。

 

 メンテナンスの期間は、1ヶ月から6ヶ月と段々と伸ばしていきますが、個々のリスクを分析した上で間隔を決定する必要があります。(インプラント周囲炎のリスク分析に関してはコチラから→

 

 

 簡単に手順をまとめさせていただきますと上記のように6つのステップに分かれます。個々の患者様によって順番が異なることもありますが、各ステップがインプラント治療の成功に欠かせないものであり、特にインプラント治療に対しての患者様自身の理解や、医師による理解度の確認も重要であると考えます。

 

 

文責:歯科医師 / 歯学博士  三浦 基

 

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